RUNABOUT!!

たまに自作パンを持って山を歩いたり走ったり、大会ボランティアしたりしています。更新度超低めでのんびりやってます。

第18回北丹沢12時間山岳耐久レース

久しぶりのレース&北丹に参加してきました。



去年は大雨の影響で寒さやコースのショートカット等、いつもとは違った表情の北丹とのことでしたが、今年はいつもの楽しい灼熱地獄が私を待っていましたw

今まで当日受付で完走をしたことがなかったので、唯一完走できた第15回と同じように今回は前日入りしました。
せっかくの北丹は万全の体調で楽しみたかったので。


ちなみに、北丹に参加するにあたって青根緑の休暇村での車中泊の料金を探したんだけど見つからず困っていました。
そもそも車中泊がOKなのかすら不明だったんです。

結果から言えば車中泊はOK。
料金は翌日のレース終了まで800円で利用可能です。
(持込でテン泊だと駐車料金込みで2000円くらいとの事でした。)


さて、話は戻って当日の朝。
ちょっと雲が多く、意外と涼しい感じ。
天気予報ではかなり暑くなるとのことだったのでちょっと拍子抜け。←かなり期待していたwww

開会式では猛暑が予想されるのでこまめな水分補給と、第2関門で厳しいと思ったらリタイアする勇気を…との事でした。

ほんとあの登りの頂上で体調を崩したら目も当てられないもの。
いくらスタッフとはいえ、人を一人背負ってあそこを下るなんて考えられない。
少しでも体調に不安を感じたら登るべきではないし、登ったからには自力で帰ってこないとね…と自分に言い聞かせた。



列の真ん中辺りに陣取り、ウェーブ7:00スタート。
毎度おなじみの平丸の渋滞ポイントはスムーズに通過し、順調にトレイルに入ります。

もしかして俺速いの?w なんて思ったけど、今年はスタート直後の公道が片側通行だったんですよ。
もしかしてそのおかげで渋滞が分散したのかもしれないな。

トレイルも足を止めることなくすんなり通過。
いつもなら後方からイライラした人が横から追い抜いていくんだけど、それが無いってストレスフリー♪

トレイルを抜け、ロード区間に入る頃はさすがに太陽もビシビシ照りつけますが、自分にとってはむしろありがたいくらい。
気持ちよくロード区間約5kmを走ることができました。

給水ポイントの立石建設に近づくと、トラックに揺られて戻ってくる選手が多数見受けられます。
やっぱり全力で走るには、少々厳しい気温だったのかもね。

登山道入り口から鐘撞山〜県境尾根分岐は前半のヤマ場。
金の音が聞こえてきたら約半分の鐘撞山頂上。

いわゆる偽ピークですからね、初めて参加された方はやはり肩を落とされていましたw

初参加の第13回はこの時点で第1関門で足切り確定だったのを思い出す。
その時は『せっかくだから鐘を撞こう』なんて思っていたけど、とにかく第2関門を通過するまでは気を抜くわけにはいかないのがこのレース。

県境尾根分岐を下って神之川ヒュッテへ。



スタートから03:20:07で到着。
冷たい水とバナナ、キュウリでエネルギー補給。
ケミカル味のジェルがあまり好きじゃないのでとっても助かる。



それと今回は新しいジェルをいくつか仕入れたのでちょっと試してみた。
ひょっとこ堂のenergy jellとじゃむ屋のジェル。 そしてapple honey。

ひょっとこ堂さんとじゃむ屋さんは超好み。
お店の人は「甘いから好みは別れる」とは言っていたけど、ハ◯ース◯ィンガーほど甘くないし、パ◯ー◯ェルみたいなケミカル臭はしない。
今後はこのふたつを携帯したいと思う。

それとapple honeyは原材料がリンゴだけなのに、喉が焼けるように甘い。 実際喉が痛くなった。
飲むならちょっとずつで、水も併用しないとしんどいよ。

ちゃちゃっと補給をして、体調を確認。
前回の第16回では第1関門で体調不良を起こし、その場でリタイアをした記憶がよぎったのでちょっと慎重になった…が、足は生きてるし、気持ちもイケイケと言っている。
以前完走した時の勢いを自分の中に感じますよ。

神之川ヒュッテから犬越路までの記憶があまりなく、結構距離あったんだっけ? とか考えながら登ります。
しばらく進むとスタッフの声が聞こえてきた。

「せっかく一万円も払ったんだから、楽しく登りましょう! 私の前を通過するときは笑顔で挨拶をお願いします!」

なかなか元気の出る掛け声に思わず笑顔にw

そこから120歩(その少し先のスタッフのかたが言っていた)ほどで犬越路に到着。
ありゃ、思ったほど距離なかったぞ? と、ちょっと得した気分www

でもここから、ガレガレでダレダレの林道ゾーン7km。
地味に足に来るんですよねぇ。

日差しが強いのが唯一の救いですなw

途中木苺が自生していて、つまみ食いながら先を急ぎます。(木苺は結構酸っぱくて美味しかった)



途中のカーブで先の景色を見ると、標高の高いところは結構ガスっている感じ。
気温は大丈夫かな? 寒くないかな? なんて不安がよぎります。



スタートから05:11:16で到着。
ここで大休憩することに。

スイーパーの方がいらしたんで、雑談を交わしてこの先の情報を聞いてみた。
やっぱり第2関門を通過できれば、全工程を歩き通しても完走は可能でゆっくりでも4時間あればゴールできるのではないかと。
途中昼寝している人も多いから、スイーパーは起こしながら行くんですよ〜なんて言っていましたねw

前回完走した時は10:30:15だったので、今回の目標は10時間切りを目指していたけど、もう少し欲かいてもイイかもしれない、なんて気持ちが心をよぎります。



いよいよラスボス姫次に向けて出発。



人の侵入を拒むかのように立ちはだかる上り坂。

あはは、こんな感じだったかねぇ?www

偽ピークの風巻の頭を黙々と通過し、さらに登り続け袖平山に到着。←これにも騙されますよねぇw
第1関門過ぎた当たりでお話をした方が休憩をしており、このペースなら8時間台ゴールが狙えるよと言ってくれます。

マジか!  ますます欲が出ちゃうじゃないですかw

それならと休憩はせずにコーラエイドの待つ姫次へ急ぐ! 今年こそコーラを飲むんだー!!

先で人の気配がする…ついに姫次のコーラエイドか!?

………………あ…あれ? なんか活気が無いぞ?w やっぱり間に合わなかったか、残念。

と思ってスタッフの方に声をかけると、

「今年はなかったみたいだよ。 みんな期待してたようだね〜。」

ははは。

そりゃそうだよね。 あのコーラはボランティアの人達が持ち出しでやってくれているんだもん。
むしろ今までよくやってくれていたと思うべきでした。 ごめんなさい。

でも、今回は公式の給水場所になっているようで、わざわざ下から冷たい水を汲んできていました。
大学の学生さんたちだったかな。 本当にありがたいことです。
冷えた水が胃に染みて最高に美味しかった〜!

さて、いよいよここから最後9kmは下りですよ。
足は八割がた死んでいますが、最後の踏ん張りどころです!

走ったり歩いたりしながらひたすら下る。

時計ばかり気になる。

残りの距離じゃ9時間切りは無理じゃないの? って気になる。

平丸までラスト2kmの表示。

え、ウソ、マジでもうそんな距離??
急に元気が出るw なんか間に合いそうなんだけど!

平丸の給水所はスルー!

公道!

青根緑の休暇村目前のトレイル!

青根緑の休暇村に入った!
あと10秒くらいありそう!

猛ダッシュ! 足が千切れそう!

カーブを曲がると…9:00:05!?

間に合わなんだ…無念。

でも、ネットタイムは8:59:50でした。

一応9時間切りは果たせたと言ってもいい?w


こうして久しぶりのレース、そして北丹が終わりました。
ありがとう! ほんとうに楽しかった。

来年もぜひ参加したいです!

長井屋まんじゅう

ちょっとだけ神流ネタを思い出しましたw
 
神流への道すがら、いつも気になっていた【長井屋製菓】の看板。
あのクネクネした462に突如として現れるお店なんですが、場所を知っていないとなかなか止まりにくいところにあります。
なので「営業中」と書いてあってもスルーしちゃっていました(^^;;
 
小ぶりのおまんじゅうが名物で、群馬の友人に聞くと結構有名らしく売り切れ御免なんだそうですね。
時には午前中で売り切れることもあるとか。
 
実は神流MR&Wの当日、神流町の売店で売っていた(たぶんその日限定だと思います)んですがうっかり忘れて帰ってしまい、恐竜王国秋まつりに行ったら絶対に寄ろうと思っていました。
 
店内に入るとおばちゃんが裏からできたてを持ってきて迎えてくれました。
試食もさせてくれて、車の中で待つ家族分まで持たせてくれましたよ。
小ぶりだけどこしあんがたっぷり入っていて、渋いお茶やコーヒーなんかあったら最高です。
 
神流へお邪魔する際には、ぜひ立ち寄りたいと思います(^^)

第7回神流MR&Wの準備作業へ

今更ですが、第7回神流MR&Wの準備作業へ行ってきました。
もう楽しみで仕方なくて、前日入りしちゃいましたw
やはりこの時期の神流は寒いです!
天気も良かったから、放射冷却でなおのこと寒かったみたい。
おかげで朝からピッカピカの快晴でしたけど、案の定本番は雨模様でしたねー。
準備作業はコース整備だけでなく、前夜祭で使う竹コップや町を飾るプランター、ゴールゲートと作業は様々です。
コース整備班はワゴン車で現場へ向かいます。
未舗装の狭い林道を難なく走るドライビングテクニック
さすが役場の方は違うw
我々が担当したコースには大きな倒木などもなく、ぶっちゃけ何もする事がないくらいの状態でした。
 
カフカのトレイルも健在(でも、父不見山はその下にゴロっと石が隠れていること多し)でしたよ。
古くなったテープに加え、幅広のテープが今年からお目見えです。
実際は知られた方々は見やすかったんだろうか?
ご意見を伺ってみたいですね。
ゴール付近に戻ってくると、もうゴールゲートが完成していました。
 
今年も町内ボランティアの力作手作りゲートです。
相変わらず見事でしたね(^^)
これを見ると、神流に来たなって気がしました。
 
無事に当日を迎えられ、大会も大きな混乱もなく終わる事ができて本当に良かったです。
 
 
さて、これで第7回神流MR&Wネタは全て終了です。
また来年もなんらかの形で参加をしたいと思います。