分水嶺トレイルAコース前半試走
分水嶺トレイルAコースにチーム参加が決まったので、その前半鴨沢~甲武信ヶ岳まで試走に行ってきました。
が、途中で力尽きて雁峠で下山という情けない結果となりました。
さて、やっぱりGWの後半戦ともなると、ホリデー快速おくたまはメッチャ混みですね。 新宿から乗らないと吊革にすら掴まれない状態でしたよ。
実は雲取山が初めて。(正確にはここから先すべて初めてw)
ガッツリ登りでザックが肩に食い込みます…先が思いやられる。
登山者でいっぱいな登山道をえっちらおっちら歩き、辿り着いたは七ツ石小屋。 そこでは鷹匠さん? に遭遇。カッコイイ。 七ツ石小屋先の水場は結構豊富に水が出ていましたんで、もし七ツ石小屋で補給を忘れたらこちらでどうぞ。
雲取山までの尾根から山頂でのドヤ顔(でも半分死にかけてる)。
2017年に2017mの山に登るなんて運命を感じるねw
雲取山から来た道を振り返るも先を急ぐ。 途中雪渓が見え、「まだ雪が残っているんだな~」なんて思っていたらこの先すぐにコース上にも雪が残ってました。 一部凍っていたけどアイゼンなどは不必要なレベルでしたよ。
これ以降から日が落ちて夜間行動に突入。トレランで夜間行動は何度かやったことはあるけど、レース以外では初と言ってもいいくらい。 仲間がいなかったらマジで怖かったw
完全に日が落ちて(19時頃)宿泊場所の将監小屋に到着。
テン場は結構埋まっていてすでに就寝している人多数。
なんとか場所を見つけてツェルトを張るも地面がユルユルでテンションをかけることもできず。 結局30分以上かけてグダグダで設営完了。 調理場があったので、そちらで夕食を済ませてとっとと就寝。
次の行動開始時間は25時。 ちょくちょく目覚めてしまったけど、3時間程度でも眠れたら結構体力は回復するもんだね。
24時に準備開始。 寝る前に飯食って3時間程度では腹は減らないけど、とにかく突っ込んでおかないと厳しいだろうと無理やり口に入れた。
深夜の山中は本当に静か。 聞こえてくるのは鹿の声くらいか。
そんな中、分岐点の看板にショッキングなメッセージ。
「崩落箇所多数通行注意 2017,4,19」
「4/26 引き返してきました。あぶないです。」
「キケン 5/2」←これは今気がついた
…マジかw
でも、装備品もあるし先に進むことを決意。
暗くてわかりにくいけど、完全に崩落しちゃっているところが4箇所ほど。 今思えば明るいときに見たらもっと怖かったと思う。 他にも小さい崩落も多数ありますよ。
黒エンジュ方面に進まれる方は、本当に気をつけてください。 引き返す勇気も必要です。
無事黒エンジュに到着。 生きていることに感謝w
多摩川の源流ですって。 なんだかスゴイところに来たんだなぁとしみじみ。 ほとんど水は出ていなかった。
なんだかとても可愛らしい名前。 我々の飲水になる源流だからね、ホント自然を大切に。
いよいよ自分のゴールとなった雁峠。 ガシガシと突き進む仲間の背中を見送り、下山します。
ひたすら川沿いを歩く。
途中何組かのハイカーと挨拶を交わす中に、トレイルランナーヤマケンさん率いる登山部の面々に遭遇。 さすがお膝元だなぁw
他にも鹿の白骨死体を2箇所で見ました。 やっぱクマがいるんだなぁ…。
2時間以上かけて下山完了。 登山口から西沢渓谷入り口まで移動し、そこからバスに乗り塩山駅から帰路につくのでした。
ホント今回はいい経験ができましたわ。