上州武尊スカイビュートレイル Pre30
久しぶりのトレラン大会に参加してきました。
台風で中止になった2019年のハセツネ以来、すっかりトレランどころか走ることからも離れてしまい、そしてコロナに突入ですっかりインドア派に戻ってしまいました。
これではいかんと2021年の赤城の森トレイルラン(17k)には参加したものの、完走してもイマイチ気持ちはアガらず終いとなりました。
そんなこんなで何年も大会に出ていないので参加資格が期限切れになってしまい、また実績を積むのも時間と金がかかるしな~というのがモチベーションを下げている大きな理由でした。
そんなときに見つけたのがこのプレ大会。
①スカイビュートレイル(70km)の資格レース。
②完走者は本戦への優先エントリー権付与。
この2つが決め手となりエントリーを決めました。
エントリー開始から本番まで約1か月程度しか時間がなかったので、とにかく山足を作らねばと短期集中プランを立てました。
・平日:ジョグでつなぐ1日約10km程度
・4/29:南高尾セブンサミッツコース(約20km)
・5/8 :高尾トラサルディコース(約40km)
・5/22:プレ大会本番
プレ大会の距離は32kmなのでまずはセブンサミッツで体を慣らし、トラサルディで模擬戦という計画ですね。本番以上の距離を経験し自信をつけておきたかったんです。
なのでトラサルディの40kmは体力的に不安がありましたが結果やっておいて大正解でした。
なぜならその後コース変更があり距離が32km→36km。制限時間が8時間→9時間に変更となりより厳しいコース設定になったのでした。
さて、前置きが長くなりましたがプレ大会本番です。
前日からスタート直前までずっと雨が降っていて、コースはどろんこ祭りの予感です。
でも思ったよりも気温は低くなく、短パンTシャツでも気持ちが良いくらい。
ちなみに今回の出走者は出走者63名。
こぢんまりとしてて、のんびりムードで開会式~スタート。
トレイルは雨に濡れてしっとりふかふか。最高のコンディション。
前後に人の気配なし。完全にトレイルを独り占めです。
スタートからトレイルに入り、6km付近で舗装された林道にでるんですが、このあたりで足首にチクチクと違和感。
よく見てみると靴下になにか動くものがくっついているんですよ。指でつまんでみるとヒルでした。両足で10匹くらいですかね。
前情報でヒルが出るとは聞いていたんですけど、こんなにたくさん出るのかと。
靴下とカーフスリーブで肌は露出してはいなくてもその上からでも噛みついてくるのには驚きました。今の時期はヒル対策必須です。
ここから3kmほど進むと第1エイドに到着します。
第1エイド(9km付近)を通過するといきなり長い急登。先はガスっていて全く見えません。
突如現れる人工物。不気味ですw
自生した藤の木がとても綺麗でした。
CP(15km付近)を過ぎた林道の入口。ここから先は8kmの林道を登ります。
朝の空が嘘のように晴れてきました。ここにも藤の花が咲き乱れています。
第2エイド(20km付近)で自分の順位を耳にしました。どうやら後ろから8番目くらいらしい(笑)
ここまで来るともう大きな登りはありません。ここまで来るのにもかなりの貯金ができているので気持ちにも余裕があります。
エイドを出てさらに3kmくらい林道を進むとまたトレイルに入ります。
もう大きな登りはないけど小さなアップダウンがたくさんあり、じわじわと体力は削れてゆく。28km付近の激下りは慎重に。
雨乞山山頂の少し前に第3エイド(31km付近)があります。
この先の長い激下りに向けて、大休憩を兼ねて行動食を入れ替えたりして荷物の整理をしました。
雨乞山山頂。
すっかり晴れてくれて素晴らし景色を見ることができまたね。最後の最後にすばらしい景色のご褒美をもらった気持ちです。
ベンチがあるのでちょっと腰掛けて眺めていたらそのスキにガンガン追い越されていましたw
山頂直後、28km付近にあった激下りがさらにパワーアップして登場。
欲張らず確実に下るのが吉。
激下り途中にパッと風景が開けたらまもなく激下りも終了。
走りやすい最後の林道。もうあと2~3km程度で旅の終わってしまう。
下山すると田園風景が広がります。田んぼ、畑、りんごの木がたくさんです。
橋を渡るとゴールは目の前。
リザルトは7時間47分09秒
総合順位:60位/63人
男女別順位:58位/60人
いやぁ、トレランはじめて間もない頃に後ろから4番目ってあるけど、2番ってw いろいろと初心に戻れる大会でした(笑)
9月の本戦はさらに鍛錬を積んでスカイビュートレイル70に挑戦したいと思います!