RUNABOUT!!

たまに自作パンを持って山を歩いたり走ったり、大会ボランティアしたりしています。更新度超低めでのんびりやってます。

第8回神流MR&W ボランティア参加

いよいよ大会本番、2週に渡る神流通いも最後になってしまいました。


大会本番は必ずと行っていいほどお天気に恵まれませんでしたが、ついに快晴での開催となりました!

5:30
最初の配置場所S-07(父見不山登山口)にむけ万場を出発。
荒れた林道を通り現地に到着。

 


以前ここで蜂被害があったとのことで、前回と同じくこちらに配置となりました。
去年は運良く蜂が出なかったんですが…結局、今年も蜂は出てきませんでしたw
支給されたポイズンリムーバーも殺虫マグナムも来年に持ち越しですね。

ところで、スーパーロングのコースでトイレはここだけ(次は万場のバス停まで無い)なので、ヤバそうなときはここで済ませるのが吉ですよ。


一旦万場のスタート地点に戻ると、ミドルの選手たちが準備中。
※写真はいつもブラック魔王と一緒にいるいぬの着ぐるみを着ているあのお方w
自分は次の移動まで少々時間があったので、しばらく国道でスーパー&ロングの選手を応援です。

9:15
次の配置場所はT-10(千軒山西口)です。
※前のブログ記事ではT-12と記載しましたが間違いでした。


ここは「最後の登り」看板の先にある鎖場が最後の難所ですね。
ゴールも目前の3.4km地点なので、ここは最後に一発気を引き締めて!

で、今年は数年ぶりの晴天だったためか、こちらでは何名か脱水気味の方がいらっしゃいました。
もちろん神流MR&Wには公式エイドもあり、有志による私設エイドもいくつかありますが、山中を走るスポーツ「トレイルランニング」なので自信の装備をもう一度見直して欲しいです。

コースロストした先で体調不良を起こして動けなくなったら最悪「死」が待っています。
コース上であっても救助には時間はかかりますし、人力で引き上げられない場所であればヘリコプターを要請しなければなりません。(莫大な費用を請求されるかもしれません)
大きな事故があれば、次回開催ができなるかもしれません。

なので、暑い日にはいつもより多めに水を持ちましょう。
ケガをした際にも傷口を洗うためにも使えるし、未開封であれば次のレースにも使えますしね。
電解質補給ができるタブレットや、簡単なケガにも対応できるものもセットだと安心ですね。

決して大会は安全を保証するものではないので、お互い最低限自身を守る物は所持して挑みたいですね。


大きな事故やけが人もなく無事に大会が終了することができました。
こんなに楽しい大会に携われてとても嬉しいです。

ありがとう神流マウンテンラン&ウォーク!

そして神流町の皆様お疲れ様でした! 来年も楽しみにしています!!


今回はいろいろと気付かされることが多かった。

たまたま前日にセルフレスキューの講義を受けていたので、脱水に関してはなんとか対応はできたものの、それ以上であれば完全にお手上げでした。
人のためにも、自分のためにもセルフレスキュー&ファーストエイドの知識と技術はあったほうがいいと感じました。
今後は積極的に講習会に参加して、技術を習得し役立てたい思います!

第8回神流MR&W準備作業へ

いよいよ神流MR&Wまで一週間を切りましたね。
先日の日曜日は去年に続きコースの事前整備を行ってきました。
担当区間は白髪山山頂(L-32)~安取峠(T-06)の整備です。


朝早くからから神流町内外から集まったボランティアの皆さん。

今日一日で前日開催のウェルカムパーリーで使う竹串、竹カップ、ゴールゲート、地元子どもたちのコメント付きプランター諸々全てを用意するんだから大変です。

手早く要件を伝えて各持ち場へGO!

我々は白髪山入口辺りまでマイクロバスで輸送していただき、そこから山頂まで登って作業開始です。


本大会最高地点の白髪山山頂付近は風が冷たいです。
念のためウィンドブレーカーは携帯してくださいね。

紅葉も進んでいて、すでに葉が落ち始めています。
大会当日はもっと落ちていると思いますが、きっと極上のトレイルを満喫できると思いますよ!

お楽しみに。

さて、この区間一番メインとなるのが、ミドルとの合流地点から持倉集落へ続くつづら折りの下り区間「御僧尾根」。
落ち葉が深くて、その下に隠れている浮き石が厄介なポイントですよねー。


落ち葉を掃きつつ目立つ浮き石を除去しました。

それでも当日は枯葉で埋まっている思うので、足裏に神経を集中させて軽やかに突っ走ってください。


御僧尾根には数箇所程度あった朽ちた倒木を撤去しました。
完全に朽ちているのかと思いきや、意外としっかりしていて役場の方の大汗かきながらの作業です。


竹やぶが見えてきたら御僧尾根ももう終わり間近ですね。
※途中持倉集落が見えるとこあります。
アスファルトに出る直前は特に足元が不安定なので気をつけて。


この日は天気にも恵まれ、最高の眺めを見ることができました。
当日もバッチリ晴れて、この眺めを見て欲しい!
※雨上がりの持倉もしっとりとしてそれもまたいいんですけどねw

でも、高齢化からお蕎麦の提供は年々厳しくなってきているそうです。
ボランティア協力が必要不可欠なので、来年も皆さんのお力添えをお願いします!


持倉から数キロ走って足元がコンクリートになったら安取峠(A6エイド)。
でもここの急坂が地味にしんどい。


さて、我々の作業はここまで。
ここを越えたら最後に待つ極上のトレイルを堪能してゴールを目指してください。

ただ、この先にあるT-12の辺り(ゴールまで残り3km程度の場所)は少々危険な場所とのことなので、スタッフ指示に従ってくださいね。


それでは、大会当日にどこかで応援しております(^^)

第18回北丹沢12時間山岳耐久レース

久しぶりのレース&北丹に参加してきました。



去年は大雨の影響で寒さやコースのショートカット等、いつもとは違った表情の北丹とのことでしたが、今年はいつもの楽しい灼熱地獄が私を待っていましたw

今まで当日受付で完走をしたことがなかったので、唯一完走できた第15回と同じように今回は前日入りしました。
せっかくの北丹は万全の体調で楽しみたかったので。


ちなみに、北丹に参加するにあたって青根緑の休暇村での車中泊の料金を探したんだけど見つからず困っていました。
そもそも車中泊がOKなのかすら不明だったんです。

結果から言えば車中泊はOK。
料金は翌日のレース終了まで800円で利用可能です。
(持込でテン泊だと駐車料金込みで2000円くらいとの事でした。)


さて、話は戻って当日の朝。
ちょっと雲が多く、意外と涼しい感じ。
天気予報ではかなり暑くなるとのことだったのでちょっと拍子抜け。←かなり期待していたwww

開会式では猛暑が予想されるのでこまめな水分補給と、第2関門で厳しいと思ったらリタイアする勇気を…との事でした。

ほんとあの登りの頂上で体調を崩したら目も当てられないもの。
いくらスタッフとはいえ、人を一人背負ってあそこを下るなんて考えられない。
少しでも体調に不安を感じたら登るべきではないし、登ったからには自力で帰ってこないとね…と自分に言い聞かせた。



列の真ん中辺りに陣取り、ウェーブ7:00スタート。
毎度おなじみの平丸の渋滞ポイントはスムーズに通過し、順調にトレイルに入ります。

もしかして俺速いの?w なんて思ったけど、今年はスタート直後の公道が片側通行だったんですよ。
もしかしてそのおかげで渋滞が分散したのかもしれないな。

トレイルも足を止めることなくすんなり通過。
いつもなら後方からイライラした人が横から追い抜いていくんだけど、それが無いってストレスフリー♪

トレイルを抜け、ロード区間に入る頃はさすがに太陽もビシビシ照りつけますが、自分にとってはむしろありがたいくらい。
気持ちよくロード区間約5kmを走ることができました。

給水ポイントの立石建設に近づくと、トラックに揺られて戻ってくる選手が多数見受けられます。
やっぱり全力で走るには、少々厳しい気温だったのかもね。

登山道入り口から鐘撞山〜県境尾根分岐は前半のヤマ場。
金の音が聞こえてきたら約半分の鐘撞山頂上。

いわゆる偽ピークですからね、初めて参加された方はやはり肩を落とされていましたw

初参加の第13回はこの時点で第1関門で足切り確定だったのを思い出す。
その時は『せっかくだから鐘を撞こう』なんて思っていたけど、とにかく第2関門を通過するまでは気を抜くわけにはいかないのがこのレース。

県境尾根分岐を下って神之川ヒュッテへ。



スタートから03:20:07で到着。
冷たい水とバナナ、キュウリでエネルギー補給。
ケミカル味のジェルがあまり好きじゃないのでとっても助かる。



それと今回は新しいジェルをいくつか仕入れたのでちょっと試してみた。
ひょっとこ堂のenergy jellとじゃむ屋のジェル。 そしてapple honey。

ひょっとこ堂さんとじゃむ屋さんは超好み。
お店の人は「甘いから好みは別れる」とは言っていたけど、ハ◯ース◯ィンガーほど甘くないし、パ◯ー◯ェルみたいなケミカル臭はしない。
今後はこのふたつを携帯したいと思う。

それとapple honeyは原材料がリンゴだけなのに、喉が焼けるように甘い。 実際喉が痛くなった。
飲むならちょっとずつで、水も併用しないとしんどいよ。

ちゃちゃっと補給をして、体調を確認。
前回の第16回では第1関門で体調不良を起こし、その場でリタイアをした記憶がよぎったのでちょっと慎重になった…が、足は生きてるし、気持ちもイケイケと言っている。
以前完走した時の勢いを自分の中に感じますよ。

神之川ヒュッテから犬越路までの記憶があまりなく、結構距離あったんだっけ? とか考えながら登ります。
しばらく進むとスタッフの声が聞こえてきた。

「せっかく一万円も払ったんだから、楽しく登りましょう! 私の前を通過するときは笑顔で挨拶をお願いします!」

なかなか元気の出る掛け声に思わず笑顔にw

そこから120歩(その少し先のスタッフのかたが言っていた)ほどで犬越路に到着。
ありゃ、思ったほど距離なかったぞ? と、ちょっと得した気分www

でもここから、ガレガレでダレダレの林道ゾーン7km。
地味に足に来るんですよねぇ。

日差しが強いのが唯一の救いですなw

途中木苺が自生していて、つまみ食いながら先を急ぎます。(木苺は結構酸っぱくて美味しかった)



途中のカーブで先の景色を見ると、標高の高いところは結構ガスっている感じ。
気温は大丈夫かな? 寒くないかな? なんて不安がよぎります。



スタートから05:11:16で到着。
ここで大休憩することに。

スイーパーの方がいらしたんで、雑談を交わしてこの先の情報を聞いてみた。
やっぱり第2関門を通過できれば、全工程を歩き通しても完走は可能でゆっくりでも4時間あればゴールできるのではないかと。
途中昼寝している人も多いから、スイーパーは起こしながら行くんですよ〜なんて言っていましたねw

前回完走した時は10:30:15だったので、今回の目標は10時間切りを目指していたけど、もう少し欲かいてもイイかもしれない、なんて気持ちが心をよぎります。



いよいよラスボス姫次に向けて出発。



人の侵入を拒むかのように立ちはだかる上り坂。

あはは、こんな感じだったかねぇ?www

偽ピークの風巻の頭を黙々と通過し、さらに登り続け袖平山に到着。←これにも騙されますよねぇw
第1関門過ぎた当たりでお話をした方が休憩をしており、このペースなら8時間台ゴールが狙えるよと言ってくれます。

マジか!  ますます欲が出ちゃうじゃないですかw

それならと休憩はせずにコーラエイドの待つ姫次へ急ぐ! 今年こそコーラを飲むんだー!!

先で人の気配がする…ついに姫次のコーラエイドか!?

………………あ…あれ? なんか活気が無いぞ?w やっぱり間に合わなかったか、残念。

と思ってスタッフの方に声をかけると、

「今年はなかったみたいだよ。 みんな期待してたようだね〜。」

ははは。

そりゃそうだよね。 あのコーラはボランティアの人達が持ち出しでやってくれているんだもん。
むしろ今までよくやってくれていたと思うべきでした。 ごめんなさい。

でも、今回は公式の給水場所になっているようで、わざわざ下から冷たい水を汲んできていました。
大学の学生さんたちだったかな。 本当にありがたいことです。
冷えた水が胃に染みて最高に美味しかった〜!

さて、いよいよここから最後9kmは下りですよ。
足は八割がた死んでいますが、最後の踏ん張りどころです!

走ったり歩いたりしながらひたすら下る。

時計ばかり気になる。

残りの距離じゃ9時間切りは無理じゃないの? って気になる。

平丸までラスト2kmの表示。

え、ウソ、マジでもうそんな距離??
急に元気が出るw なんか間に合いそうなんだけど!

平丸の給水所はスルー!

公道!

青根緑の休暇村目前のトレイル!

青根緑の休暇村に入った!
あと10秒くらいありそう!

猛ダッシュ! 足が千切れそう!

カーブを曲がると…9:00:05!?

間に合わなんだ…無念。

でも、ネットタイムは8:59:50でした。

一応9時間切りは果たせたと言ってもいい?w


こうして久しぶりのレース、そして北丹が終わりました。
ありがとう! ほんとうに楽しかった。

来年もぜひ参加したいです!